ラジオ番組への投稿が採用されるコツ4選

ラジオ番組を聞いていると、いろんなリスナーからのメッセージが読まれていますよね。常連さんと言われるラジオネームの方もいらっしゃいます。

ふだんは聞き専だけど勇気を出してメッセージを送ってみたい人、メッセージを送っているんだけどなかなか採用されない人、ラジオリスナー歴20年以上の私が、メッセージ採用のコツを書いてみます。

これを読めば、採用率が上がるかも!

その1:DJさんが読みやすい文章を心がける

ラジオへ送るためのメッセージ本文を書く時に、注意したいことがあります。それは、声に出して読んだときに、引っかからず読めるかどうか。DJ・パーソナリティーが、初見で文章を見た時に、すらすら読める文章かどうかをまず気をつけましょう。

DJ・パーソナリティーさんの手にメッセージが渡る前には、スタッフさんのチェックが入ります。その時に、直しがたくさん入る文章より、そのまま話し手に原稿を渡せるほうが、採用率は上がります。

すらすら読める文章というのは、具体的にどういう文章かというと

  • 文章全体で、意味が通っている
    文章上の意味が飛んでいたり・離れていたりすると、読む時に混乱してしまいます。リスナーは音だけで聞いているので、なおさら意味が取りづらく感じます。なので、シンプルで意味のわかりやすい文章を書きましょう
  • 難しい漢字や用語が少ない
    難しい言葉は、初見で見た時に、つっかえてしまいます。ひらがなのほうが読みやすければ、むやみに変換せずにひらがなにします。逆もそうで、漢字のほうが読みやすければ、漢字にします。どうしても使いたい言葉があったら、言葉の後に「〇〇っていうのはこういう意味で」と付け加えたら親切です
  • 声を出して読んだとき(音読したとき)に、スムーズに読める
    書き言葉では問題がなくても、読み上げた時にはちょっと読みづらかったり、聞きづらかったりする場合があります。なので、リスナーができることは、メッセージを送る前に音読してみることです。あと、句読点を打つ場所も工夫します。変なところに句読点があったり、打ちすぎたり、逆に少なすぎたり、すると読みづらいです

その2:コーナー名の記載など、指定事項を守る

番組によってさまざまですが、ひとつのメールアドレスやメールフォームで受けている場合、メールのタイトルに「コーナー名」を入れてくださいと言われることがあります。そういうときは、必ず指定事項を守りましょう。番組には大量のメールが届くので、コーナー名がタイトルについていたほうが、スタッフさんがピックアップしやすいです。もしコーナー名を入れる場合は、文章やタイトル欄の先頭に入れましょう。ちょっとした心遣いが大事です。

文字化けするので、絵文字不可です、という場合はそれも守ります。

プレゼント応募の場合は、住所・氏名・郵便番号など、必要事項を漏らさず書きます。普段ラジオネームを使っているひとが多いと思いますが、プレゼント応募用の情報には本名を書きます。本名じゃないと郵便が届きません。

その3:ラジオネームは奇をてらわず、でも他と被らないもので

ラジオネームの付け方は、大切です。

まずは奇をてらわないのがよいと思います。ラジオネームは頻繁に変えることはしないので、よく考えるべきです。なんでも目立つほうがいいと思っているひともいるようですが、お笑い芸人さんの番組に送る場合と、アイドルの番組に送る場合と、平日昼間のワイド番組に送る場合では、それぞれラジオネームのTPOが違ってくるでしょう。

でも、平凡すぎるのもNGです。「太郎」とか「ラジオ好き」とかは、他のひとと被る可能性がありますし、スタッフさんやDJさんの印象にも残らないです。

なので、もし継続的にラジオに投稿したいと考えているリスナーさんは、ちょっとだけ個性のあるラジオネームを考えましょう。もし「わからないよー」と悩むときは、自分の聞いているラジオ番組でよく読まれるひとのラジオネームを聞いて研究してみましょう。
(もちろん、パクリは厳禁です!)

その4:メッセージを送るタイミングを工夫する

投稿を送るタイミングも大事です。採用率が上がる要素の中でも、いちばん重要かもしれません。

収録番組だったら、放送日を基準にして、直前にならないタイミングで送ります。直前に送ると、収録直前でバタバタしていて、読んでもらえないと思います。

生放送の番組は、もっとタイミングが大事です。番組テーマが事前に決まっている場合は、やはり、放送前に余裕を持って送ります。1日前とか半日前とか。

ふつおただけの番組や、テーマが放送開始後に決まる場合は、番組をよく聞いていて、テーマ発表後に中身を考えて送ります。いきなり先陣を切るのも作戦ですが、テーマ発表後、数通読まれているのを聞いてから「今日はこんな流れになりそうだな」と予想して送るのもよいでしょう。

あとは、CMに入る前に送るのも手です。放送中は番組を進行しているので手一杯ですが、CM中はスタッフさんやDJさんのメールチェックが進むので、放送中にならないタイミングを覚えておいて、その手前で送るというのは効果があります。

また、アイドルさんや声優さんの番組の場合、何かイベントやライブがあるタイミングだったら、そのことに触れてみるのも作戦としてアリです。「これからイベントがありますが楽しみにしてます」とか「先日のライブで一番楽しかった場面はなんですか」とか話を振ってみると、採用されやすくなるでしょう。

まとめ:ラジオ投稿って楽しい!

ラジオで投稿が読まれる、というのは、とても楽しい体験です。投稿が読まれるかな、ってラジオを聞きながら待っている時間も、わくわくドキドキして楽しいです。

読まれなくても、ラジオを聞いてるだけではなくて、他のリスナーと一緒に「参加できた!」って思ってうれしい気持ちになるし、読まれたらなおのことうれしいです。いつも聞いているDJ・パーソナリティーの声で、自分のメッセージが読まれたら、勇気を出して送ってよかったな、って思います。

今はタイムフリーがあるので、1回読まれたら、1週間聞き直すこともできますよね!

ちょっとした工夫で、ラジオ投稿の採用率は上がると思います。

もし投稿を書く時に、悩んだり迷うことがあれば、他のリスナーさんのメッセージをよく聞いてみましょう。ヒントがきっとあるはずです。

ハガキ職人を目指すひとも、メールやSNSで気軽にメッセージを送ってみたいひとも、最初の一歩を踏み出してみてください。

私もいちラジオラバーとして、応援しています!